正月ログ2

珍しい組み合わせをリクもらいました！！
原くん好きー

砂が鳴った。

「なぁ花宮ー」
「……」

呼んでみたが振り返らない。
溜め息ひとつ。
隣に並ぶ。
遠くで鳴っていた鐘の音が止んでいた。

「……新年だな」
「へ？」

携帯を確認する。
0時1分過ぎ。

「あけましておめでとー！　いぇぃ、花宮に一番乗り！」

ご機嫌に抱きついてくる原に「ばぁか」と花宮がらしくなく赤い頬で笑った。
その顔にさらに嬉しそうに抱きしめられる。

「あーもー、やっぱ花宮だよな！」
「何だ、それは」

意味の分からない言葉に眉間に皺が寄った。
額にキスを落としながら原はご機嫌に笑う。

「オレの一番！」

やっぱり花宮といるのが一番いいんだと、自信満々に笑った。


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何か、可愛いんですど。
どうしたの、これ。