正月ログ3＋α

秀徳の先輩二人！！
何気に好きですー
ログがもう一個あったので、一緒に。

ガラン、と寂れた音で鈴が鳴った。
二人揃って手を合わせる。

「さっみー」
「マフラー巻いてるだろ」

息を手に吹きかけて小さくボヤく。
横から大坪の呆れたような声。
チロリ見上げて真っ赤なマフラーを鼻の辺りまで引き上げた。

「さみーもんはさみー！」

強引に手を掴む。
握り返されて少し機嫌が上向いた。

「あー、さっさと帰る！　帰るったら帰る！！」
「わかった、わかった」

ズンズンと大坪の腕を引いて宮地が歩く。
コンビニの看板に振り返れば「にくまんか、あんまんか？」と問いかけられて。

「どっちも！」
「あのなぁ……」

眉が下がる顔が可愛い。
今年もよろしく！！


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正月ログ。
何故こんなに可愛い話になったんだ；







吐く息が白い。
見上げる空は雪が降りそうだ。

「大坪ー？」

数歩先を行く姿が振り返り、名前を呼ぶ。

「わかったわかった」

少しだけ速度を上げて大坪が宮地の隣に並ぶ。

「大学、一緒のとこ行こうな」
「……そうだな」

するり、と絡んできた指を大坪は緩く握り返す。
一瞬、ぽかんと宮地が驚いた顔。
次の瞬間破顔して、掠めるようなキスをした。

「っ……」

真っ赤になった大坪の顔。
けれど、手はつながったまま。
ご機嫌で宮路は歩く。
その横を、真っ赤な顔で、けれどどこか嬉しそうに大坪が歩いていた。



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年末くらいのやつ。
これも可愛い。
どうしてなんだろうか；