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青峰と今吉さんー。
切ない系、で青峰がピュアい。←
腕を掴んで引き寄せる。
黒い髪が揺れた。
「何やの?」
怪訝に見上げる目は頭ひとつ下。
拒否されず、受け入れられる。
触れた個所から染みる低い体温。
何も言えないでいれば、くしゃりと頭を撫でられた。
それが苦しくて。
「なぁ、オレは」
己より華奢な体を抱き締め、首筋に顔を埋める。
コロンなのか、甘い匂いが鼻腔を掠めた。
幼子のような仕草に笑った気配。
宥めるように背中を擦られた。
「オレは、いつになったら認めてもらえるんだ……?」
掠れた声で問いかける。
僅かに震える体。
「ワシが認めるも、認めないもないやろ」
自分はキセキの世代最強のシューターやろ、と返される言葉に首を振った。
そうじゃない、そんな言葉が欲しいんじゃない。
「オレは、アンタに認めて欲しいんだ」
「……青峰」
微かに震える声。
抱きしめる力を強くした。
吹き付ける風は身を裂くほど冷たい。
「アンタに、アンタにだけ」
それ以外はいらないのだと、泣きそうな声で呟く青峰にふっと今吉は詰めていた息を吐き出した。
ゆるゆると背中を擦り、諭すように「大輝」と呼ぶ。
「っ……」
びくり、と青峰の背中が揺れる。
けれど顔はあげない。
「ありがとーさん。短い間だけど、楽しかったで」
「や、」
ばっ、と顔を上げた青峰の唇に触れるだけのキスをして。
もう一度「ありがとうな」と囁いた。
++++++
オチがどっかいった。
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プロフィール
HN:
しん
性別:
非公開
自己紹介:
今吉さん狂の文字書きレイヤー。喋る雑食。
年齢職業不詳な変な人。
好きなものは友人、ピアス、刺青、センチメンタルサーカスの団長さんにテディベア。
蝶、龍、蜘蛛(非生物)、植物、空、海、月。お茶、紅茶、珈琲、柑橘系果物(特にグレープフルーツ)
熱しやすく冷めやすい。迷惑体質。接触嫌悪症。
年齢職業不詳な変な人。
好きなものは友人、ピアス、刺青、センチメンタルサーカスの団長さんにテディベア。
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熱しやすく冷めやすい。迷惑体質。接触嫌悪症。
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