期間限定?二次創作ブログサイト。
福井さんと若松さーん!
友人間で盛り上がった組み合わせ。
タチネコいけるビッチ体質の福井さんがノーマルな若松に一生懸命なのが可愛いよね!と言うとんでも仕様。
リクエストされたので書いてた。
不意に隣を歩いていた福井にシャツの胸倉を引かれた。
「うぉ!?」
ガクンッ、と前につんのめる。
転ぶようなことはないが、文句を言ってやろうと首を動かす。
ちゅ、と。その頬に軽い音。
ビシッと若松が固まっている間にシャツを掴んでいた手が離れ、猫のように体も離れて行った。
「じゃな、コースケ!」
悪戯が成功した子供のような福井の笑顔。
「っ、な」
顔が熱い。
きっと真っ赤なのだろう。
ひらひらと手を振り、同じ高校の面子のところへ駆けて行く福井の顔は色が変わっていなかった。
それが、悔しい。
「……クソッ」
次会うときは覚悟してろよ、と心の中で叫ぶ若松の携帯電話が小さく振動する。
「?」
パカン、と開いたディスプレイに『新着メール一件』の文字。
開けば福井からで。
「あ? なに……」
言いたいことがあるなら今言えば良かったのに、と思い文面を目で追う。
追いながら若松はズルズルとその場にへたり込んだ。
「ちょ、もっ、健介さん……」
これ反則だろ、と零す若松の顔はトマトより赤い。
「若松ー?」
何しとるん?、と今吉がへたり込んだ今吉の髪をかきまわす。
「や、ちょっと、」
「福井か?」
ニィ、と楽しそうに唇が弧を描くのに素直に頷けば、うんうんと一人納得したように頷く。
「まぁ、せいぜいきばりやー」
アイツは手強いで、と背中を叩かれた。
それに苦笑を返しながらそっとメールに保護をかけた。
『今度は泊まりでこっちくるから、その時はきちんとお前を寄越せよ。 愛してるぜ!』
「俺も、愛してますよ。健介さん」
+++++
すでにつきあっている設定だった。
これいかに;
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プロフィール
HN:
しん
性別:
非公開
自己紹介:
今吉さん狂の文字書きレイヤー。喋る雑食。
年齢職業不詳な変な人。
好きなものは友人、ピアス、刺青、センチメンタルサーカスの団長さんにテディベア。
蝶、龍、蜘蛛(非生物)、植物、空、海、月。お茶、紅茶、珈琲、柑橘系果物(特にグレープフルーツ)
熱しやすく冷めやすい。迷惑体質。接触嫌悪症。
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好きなものは友人、ピアス、刺青、センチメンタルサーカスの団長さんにテディベア。
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